
おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う
スペインの作家による物語の翻訳小説。年齢を重ねた女性が自転車にまたがり、見知らぬ土地へと漕ぎ出していく旅の姿が、原題と並んで掲げられている。表紙は油彩を思わせる厚みのある色面で構成され、橙の砂丘、青い空、緑の茂みが大胆に塗り分けられる。手前には黒猫がしっぽを立てて佇み、奥には自転車を押す小さな人影、足元には白と桃色の大輪の花が咲く。タイトル文字は明朝で穏やかに白く浮かび、原題のスペイン語が朱で添えられる。原色の歓びと静かな佇まいが、旅立つ人を見送る心地よさをそのまま絵にしている。
About
Credits
- 装丁
- 芥陽子

















