一覧に戻る文学・評論十の輪をくぐる辻堂ゆめ二つの五輪を挟んで生きた家族の長い時間を辿る長編小説。表紙は水彩で描かれた母と子の後ろ姿。柔らかな筆触で塗り重ねられた土の道、奥に滲む樹々の緑、足元に伸びる青い影が、過ぎゆく季節の温度を静かに留めている。筆勢のある黒の縦書きタイトルを広い白の余白が受け止め、画面に深い呼吸を与える。走り出す子どもの背に、世代をつないでいく輪の感触が重なる。About出版社小学館出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装画agoera(welle design)Amazonで見る