一覧に戻る文学・評論ミニシアターの六人小野寺史宜ミニシアターの客席に居合わせた六人を描く連作短編。それぞれの事情を抱えた観客たちが、同じスクリーンの前で過ごす数時間に光をあてる。表紙は深い赤のシートが連なる暗い客席越しに、星空と時計塔を映し出す画面を捉えた構図。後ろ姿の三人と柔らかな光、絵画的なマチエールが、上映を待つあの静けさを伝える。見知らぬ誰かと同じ闇を分け合う、その小さな時間の手触りを思わせる一冊。About出版社小学館出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画嶽まいこAmazonで見る