一覧に戻る文学・評論地の底の記憶畠山丑雄第52回文藝賞受賞作。電波塔に見守られる架空の土地を舞台に、一〇〇年にわたって繰り返される愛の狂気を描いた長編。茶褐色の砂地を浅い被写界深度で捉えた写真の上に、揺らぐような手書きの白い文字でタイトルが縦に重ねられ、砂上には小さな生き物の影が点在する。土地そのものの記憶を、指先で土ごと掘り起こすように覗き込ませる佇まいの一冊。About出版社河出書房新社出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)カバー写真本城直季Amazonで見る