一覧に戻る文学・評論オーダーメイド殺人クラブ中学生の少女が抱える生きづらさと、過剰な自意識のなかでひそかに進行する死の計画。思春期の閉塞と痛みを描いた青春小説の文庫版。セーラー服の少女が正面を見据える装画は、肌の青白さと無表情がそのまま少女の硬度になっている。背後には水辺と草、遠くに小さな人影。タイトルは縦組みの赤い明朝で画面右に鋭く差し込まれ、画の静けさと不穏さを同時に立ち上げている。少女の繊細な輪郭線と血の色の文字が、内側に抱えたものだけを静かに示している。About出版社welle design出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画またよし