一覧に戻る文学・評論座敷童子の代理人(3)仁科裕貴岩手の旧家に宿る座敷童子と、その代理人を引き受けた青年をめぐる物語の第三巻。雪深い里の暮らしに、土地の神々や妖たちが寄り添う連作短篇である。表紙は雪に染まる夕暮れの庭を舞台に、和装の男女を中心へ据え、周囲に童子や蛙、雪うさぎ、稲荷らしき獣を配した群像構成。淡い藤色とオレンジの光が雪面に滲み、タイトルは赤の手描き文字で温度を添える。静かな冬景色のなかに、賑やかな異界の気配が穏やかに息づいている。About出版社KADOKAWA出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁木村デザイン+ラボ装画細居美恵子Amazonで見る