一覧に戻る文学・評論バベル九朔万城目学大阪の雑居ビルを舞台に、小説家を志す青年と、建物に紛れ込む不思議な客人たちが交錯する物語。表紙は階段の吹き抜けを覗き込むような構図で、何層にも重なる手すりや踊り場、各階に小さく散る人影が画面を埋める。鈍色のコンクリートに差し込まれた鮮やかなオレンジが、迷宮めいた階層構造を際立たせる。白く太い書体のタイトルが、塔のように積層する空間そのものの輪郭をなぞっていく。About出版社KADOKAWA出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁高柳雅人(角川書店装丁室)装画田中寛崇(ライラック)Amazonで見る