一覧に戻る文学・評論舟を編む三浦しをん辞書編纂という途方もない営みに人生を捧げる人々を描いた長編小説。十数年をかけて言葉を集め、一冊の辞書を編み上げていく地道な作業のなかに、不器用な恋や同僚との絆が静かに息づく。表紙はみずみずしい水彩で、語釈カードに鉛筆を走らせる手元を中心に、鳥や鯛、笹、蓮、珊瑚、貝、星、果実といった「言葉が指し示すもの」が散りばめられている。淡い余白に色彩が浮かぶ構図は、世界の事物を一つひとつ拾い上げて辞書という器に収めていく作業そのものを思わせる。About出版社光文社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大久保伸子装画雲田はるこAmazonで見る