一覧に戻る文学・評論難民調査官下村敦史難民認定をめぐる審査官の職務と葛藤を、緊迫した筆致で描く長編。制度の狭間に立ち「真偽」を見極めようとする者の眼差しが、物語の核に据えられる。鮮やかな黄色で大きく刻まれた漢字のタイトルが、夜のビル群を背に走る二つの人影と重なり、手前には錆びた有刺鉄線が画面を横切る。光と闇、自由と拘束のあわいに立つ職務の重さが、視覚的な緊張として立ち上がる一冊。About出版社光文社出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)カバー写真Michael H+Getty ImagesAmazonで見る