一覧に戻る文学・評論海辺の週刊大衆せきしろ日常の風景を独自の視点で切り取る作家による、コラムとも掌編とも言いがたい短文を集めた一冊。タイトルの「海辺」と「週刊大衆」という違和の組み合わせを、表紙はジャングルの密生で受け止める。椰子やモンステラ、ハイビスカスらしき赤い花、樹上のオウムや岩陰の獣、隅を歩く蟹までが水彩の透明感で描き込まれ、上部のわずかな余白に明朝で控えめにタイトルと著者名が置かれる。にぎやかな楽園と静かな書体の落差が、ずらされた語感の可笑しみと響き合う装丁。About出版社双葉社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁小野英作装画死後くんAmazonで見る