
1968年5月のフランスを起点とする世界的な反乱を、50年代末のアルジェリア独立戦争から21世紀のオルタ・グローバリゼーション運動まで、半世紀のスパンで位置づけ直す論考。白地に鮮烈なオレンジで刷られた大ぶりの英文タイトルと、ラフな筆致で描かれた拳を掲げる人物のドローイングが版面を横切り、その上に黒の和文タイトルと「ラディカルで行こう!」の白抜き帯が重なる。整然とした書物の体裁のなかに、街頭の手書きビラの粗さを差し込むような構成だ。
著廣瀬純、サンドロ・メッザードラ、マウリツィオ・ラッザラート、フランコ・ベラルディ(ビフォ)、フアン=ドミンゴ・サンチェス=エストップ、ラウル・サンチェス・セディージョ、アマドール・フェルナンデス=サバタル、フランチェスコ・サルヴィーニ、スタヴロス・スタヴリデス
装丁前田晃伸
航思社 / 2016年
人文・思想