一覧に戻る文学・評論放蕩記村山由佳母と娘の長年にわたる確執と和解を、自伝的に描いた長編小説。怒りや嫉妬といった生々しい感情を抱えて生きてきた女性の半生を、容赦のない筆致で掘り下げる。表紙には、膝を抱えて俯く裸身の女性が、赤や黄土、焦げ茶の油彩めいた筆致で描かれる。荒い絵肌に身体の輪郭が溶け、タイトルは鮮烈な朱で大きく置かれて、絵の熱と呼応する。剥き出しの感情を、剥き出しの肌で受けとめる一冊。About出版社集英社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁松田行正(マツダオフィス)+日向麻梨子装画結布(草野剛デザイン事務所)Amazonで見る