
新聞記者として働く韓国の母が、社会へ踏み出す娘へ綴った等身大の助言を集めた一冊。日本でもロングセラーとなった働く女性へのエールの書である。表紙は淡いグレー地に、紺のブラウスと黄のスカートを纏う女性の線画イラストを大きく配し、タイトルと「娘へ」をビビッドなピンクの色面に白抜きで重ねる。手描き線の柔らかさと帯の蛍光イエローが響き合い、装丁全体に明るく前向きな体温が宿る。穏やかな言葉に背中を押される、その手触りを色面と線で先に伝える表紙。
著いとうせいこう
装丁佐藤亜沙美
河出書房新社 / 2014年
文学・評論