一覧に戻る文学・評論Blue川野芽生男」として割りあてられた性別から離れ、演劇部で人魚姫役を演じることに引き寄せられていく高校生を描いた芥川賞候補作。淡い水色の地に金属質の湾曲した面が立ち上がり、その内側に揺らぐ人影が反射のように滲む。タイトルは細身のイタリックで青く流れ、下部に置かれた深い青の帯がページを静かに引き締める。輪郭の溶ける像と、確かに刻まれた文字。揺れと祈りのあわいに差し出された一冊。About出版社集英社出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画ササキエイコAmazonで見る