一覧に戻る文学・評論吉祥の誘惑 採薬使佐平次平谷美樹江戸の市井を舞台に、薬草を探し歩く採薬使・佐平次を主人公とした時代小説。表紙には夜の宿場の一景が描かれ、提灯の灯がにじむ紅色の通りを、紺の着物をまとう男が一人、こちらへ向かって歩いてくる。両脇に立ち並ぶ人々の輪郭は影に沈み、水彩のような淡い筆致が宵の湿度をそっと伝える。白抜きの明朝体で縦に置かれた題字が画面を静かに引き締め、闇と灯火が交錯する一場面に、題に冠された「誘惑」の気配が音もなく立ち上る。About出版社KADOKAWA出版年2013年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁國枝達也(角川書店装丁室)装画ヤマモトマサアキAmazonで見る