一覧に戻る文学・評論熊になったわたし 人類学者、シベリアで世界の狭間に生きるナスターシャ・マルタン+大石侑香+高野優カムチャツカの森で熊に襲われ瀕死の傷を負ったフランス人人類学者が、人と獣の境を越えて再生してゆく軌跡を綴ったノンフィクション。深いグレーブルーの地に、抱きかかえるような姿勢の熊と人とが一体となったシルエットが朱と黒で大胆に描かれ、切り絵を思わせる平面性が神話的な気配を呼び込む。タイトル文字は縦組みで余白に静かに沿い、装画の力強さと均衡を保つ。世界の狭間に立つという主題を、輪郭の融け合うひとつの像へと結晶させた一冊。About出版社albireo出版年2025年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画丹野杏香Amazonで見る