一覧に戻る文学・評論ふたりの証拠KristofAgota+堀茂樹悪童日記』に続く三部作の第二部。戦後、町に残された双子の片割れが、沈黙と労働のなかで他者と関わりながら生き直していく長篇。カバーは絵画のタッチで描かれる。薄紅に滲む空の下、白い教会と寄り添う家々の小さな村が地平に並び、画面の半分以上を黒褐色の大地が粗い筆致で覆う。明朝の和文と原題のイタリックが控えめに重なり、村を遠く見下ろす視線そのものが、語り手の距離と静けさを映している。About出版社早川書房出版年2001年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁ハヤカワ装画柏原沙織Amazonで見る