一覧に戻る文学・評論サラの柔らかな香車橋本長道金髪の少女と将棋を結ぶ青春小説。セーラー服姿で「香」の駒を手にする彼女の佇まいから、盤上に身を投じる少女の張りつめた時間が立ち上がる。背景には淡く描かれた将棋盤と駒が散らされ、白地と濃紺のセーラー、黄に縁取られた明朝のタイトル文字が、清廉さと勝負の気配を同居させる。人物のリアルな筆致と、手描き感のある駒のレタリングが響き合い、少女と将棋という二つの世界を一枚に静かに収めている。About出版社集英社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画たえAmazonで見る