一覧に戻る絵本・児童書八月のひかり夏のある日、少女が一人、大きな樹の下に立ち止まり、頭上の枝葉を見上げている。日常のひとこまに射し込む光をすくう、児童文学のたたずまい。表紙は白い余白に夏木のみずみずしい緑を水彩のタッチで散らし、足元には淡い青で水たまりらしき影が伸びる。タイトルは細い罫で囲まれた縦書きの短冊に置かれ、装画の軽やかさを損なわない。光と影、視線の上下が静かに呼応し、八月という季節のあわい手ざわりを画面の隅々までたたえている。About出版社中島信子出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル絵本・児童書Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画しらこAmazonで見る