一覧に戻る文学・評論小説家の一日井上荒野書くこと」を主題に据えた短篇十作。小説、メモ、日記、レシピ、SNS——日々の言葉の堆積から浮かび上がる小説家の生の輪郭を、軽やかに掬い取る。黒地に配されるのは、グラスや器を思わせる静物の構成。黄、桃、青、緑の色面が直線で組み上げられ、静かな卓上にリズムが宿る。縁に巻かれた深い緑の帯が画面を引き締め、整えられた色とかたちが、書き手の一日にひそむ澄んだ集中の時間を映し出している。About出版社文藝春秋ジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子装画yasuo-rangeAmazonで見る