一覧に戻る文学・評論オブ・ザ・ベースボール円城塔年に一度、空から野球のボールが落ちてくる町。それを受け止める役目を負った住民の日々を、乾いたユーモアと不穏な論理で綴った表題作を収める。表紙は線描された郊外の家並みと煙突を白地に並べ、空の高みには鳥のような小さな影と、放物線の痕跡を思わせる薄い弧が浮かぶ。タイトルの中黒だけが朱で打たれ、淡々とした風景に一点の合図を残す。何かが落ちてくるのを静かに待つ町の、その静けさそのものを装いとした一冊。About出版社文藝春秋出版年2012年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁鶴丈二装画STOMACHACHE.Amazonで見る