一覧に戻る文学・評論銀河の森、オーロラの合唱太田紫織オーロラの揺らぐ夜、雪原に立つ三人の姿が描かれている。タイトルが示すとおり、北の森と空が物語の舞台になっているのだろう。淡く緑に染まる夜空を背に、赤いパーカで両手を空へ差し伸べる人物が中心に据えられ、降りしきる雪片が星のように散る。縦書きの題字に添えられた*印の装飾が、雪片と呼応して静かなリズムを生む。冷たさのなかに芽生える高揚を、画面いっぱいに留めた一冊。About出版社文藝春秋出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁野中深雪装画丹地陽子Amazonで見る