一覧に戻る文学・評論月桃夜遠田潤子奄美の島々を舞台に、薩摩支配下の苦しみと幻想を織りなす長編。表紙は夕焼けから夜へと移ろう空に淡い月が浮かび、海の上を小舟が滑り、鳥影が舞う。南国の葉が黒いシルエットで画面を縁取り、その額縁の奥に水平線と人影がかすかに見える。タイトルは白い大ぶりの明朝体、朱色のルビ「ぼっとうや」がほのかに灯る。島の夜のしじまと、その先にひそむ物語の気配を、一枚に閉じ込めた装い。About出版社新潮社出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画西山竜平Amazonで見る