一覧に戻る文学・評論死神の棋譜奥泉光奨励会を去った棋士が、伝説の「指し将棋の譜」をめぐって異界へと踏み込んでいく長編ミステリ。失踪、怪異、そして将棋の深淵が幾重にも折り重なる。俯瞰の構図で描かれる対局図には二人の人影が向かい合い、背後には墨を散らしたような黒い影と赤い旗が立ち上る。盤面の升目は青と橙が滲み合い、現実の対局室が異界へとずり落ちていくような遠近のゆがみを孕む。題字は鋭い黄で抜かれ、盤上に降りてきた予兆のように画面を貫く。About出版社新潮社出版年2023年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画六七質Amazonで見る