一覧に戻る文学・評論同潤会代官山アパートメント三上延1927年に竣工し、長く人々の暮らしを抱いた都心の集合住宅を舞台に、住人たちの記憶を時代を越えて辿る連作。蔦の絡む古びた外壁、二階の窓辺に佇む少女、一階の窓越しに滲む灯り――画面全体が水彩の柔らかな筆致で描かれ、題字と著者名は飾り罫で囲ったクリーム色のカルトゥーシュに収まる。失われた建物の記憶を、優しい光のなかへ静かに留め置くような佇まい。About出版社新潮社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画カタヒラシュンシAmazonで見る