一覧に戻る文学・評論受難華菊池寛女学校時代の友情で結ばれた三人の女性が、それぞれの結婚に垂れこめる暗雲のなかで揺れる――菊池寛が描く長編。表紙には洋装の三人が、薔薇と菱形の額装の内側に並び立つ。くすんだ緑と生成りを基調に、頬や花弁にだけ淡い紅をのせた配色は、大正から昭和初期の挿絵様式を静かに現代へ引き寄せる。額に収められた三輪の華は、運命に試される女たちの肖像でもある。About出版社中央公論新社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁小川恵子(瀬戸内デザイン)装画岸あずみAmazonで見る