一覧に戻る文学・評論もののふ莫迦中路啓太戦国乱世を駆けた武辺者たちを描く歴史小説。淡いベージュの地に、青い装束をまとい大太刀を肩に担いだ武士が、波頭の上に片膝を立てて座す姿が浮世絵風の筆致で描かれる。足元の荒波には折れた刀、倒れ伏す人影、そして小さな十字架が漂う。朱色の太い明朝体で打たれたタイトルが画面右に大きく重なり、絵の静と書の強さが拮抗する。武に殉じた者たちの愚直さと、その時代の不穏さが一枚に凝縮されている。About出版社中央公論新社出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)装画遠藤拓人Amazonで見る