一覧に戻る文学・評論ヒポクラテスの試練中山七里法医学を主軸とする連作の一冊で、死因不明の症例に立ち向かう医師たちの〈試練〉が描かれる。表紙は黒と朱の二重縁で囲った中央に、宗教画を思わせる細密画を一枚掲げる。上方に髭をたくわえた大きな顔貌、真下には光輪を背負った双子めいた小さな像、その周囲には外科器具を思わせる細い金属が静かに散らばる。聖性と病理、救済と切開——医という営みの両義を、額縁仕立てで提示してみせる構図だ。About出版社祥伝社出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁高柳雅人(角川書店装丁室)装画遠藤拓人Amazonで見る