一覧に戻る文学・評論僕の小規模な自殺入間人間自殺」という重い語をあえて「小規模」と添えた表題が示すのは、世界を一度に終わらせるのではなく、日々の輪郭を少しずつ手放していくような独白だろう。線の細い淡彩で描かれた人物は、白い衣をまというつむき、指先で赤い小さな炎のような形をつまんでいる。余白の多い構図と一点の朱が、消えゆくものを掌の上で確かめる静かな所作として響く。About出版社KADOKAWA出版年2013年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁カマベヨシヒコ(ZEN)装画loundraw(FLAT STUDIO)Amazonで見る