一覧に戻る文学・評論あの日のきみを今も憶えている苑水真茅ある夏の記憶と、消えない誰かの面影をめぐる青春小説。橋の欄干越しにこちらを振り返る制服姿の少女を縦長に切り取り、入道雲の浮かぶ青空、川面の照り返し、木々の緑が瑞々しく重ねられる。タイトルは雲の白へ淡く溶けるような色で縦に流れ、胸元のリボンの赤だけが小さな熱として残る。振り向く一瞬に、まだ言葉にならない感情を閉じ込めた装画である。About出版社スターツ出版出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画usiAmazonで見る