一覧に戻る文学・評論iKILLガラスの内側に横たわる少女と、彼女を取り囲む色とりどりのぬいぐるみの群れ。クレーンゲームの匣を覗き込むような構図が、夜の街に据えられた一台の機械の内側を物語の舞台へと変えていく。マゼンタのネオンが支配する青と黒の画面では、音響メーターを模したピンクの縦バーがイとキルの仮名と並びながら立ち上がり、「iKILL」の四文字を象る。上部には光の帯のなかに著者名が灯り、近未来都市の鼓動と少女の体温とを、一枚の画面のなかへ静かに封じ込めた装丁。About出版社Veia出版年2011年ジャンル文学・評論Credits装丁veia+紺野慎一装画ざいん