一覧に戻る文学・評論掟上今日子の推薦文記憶が一日でリセットされる名探偵・掟上今日子を主人公とする物語。淡いクリーム色の地に大小の額縁が散らされ、絵の中と外がゆるやかに溶け合う構図が組まれている。中央の額からはベレー帽と眼鏡をかけた銀髪の少女が抜け出るように佇み、傍らの卓には紅茶と大輪のダリア、足元には深い緑のガラス瓶。蝶、紫陽花、舞い散る花弁が小さな額に切り取られ、静物画の展覧室を覗き込むような表紙となる。一日限りの記憶が見せる景色を、額装された情景の連なりに重ねている。About出版社Veia出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁Veia装画VOFAN