一覧に戻る文学・評論現実宿り坂口恭平わたしは読めるのか」と始まる本文の一節が、表紙いっぱいに縦組みで刷り込まれた一冊。読むこと、書くこと、伝えること——その往還を巡って言葉が静かに積み重ねられていく。白に近い地に金色の細い活字がびっしりと並び、タイトルと著者名だけがやや大きく、同じ金色のままその文字列の中に置かれている。装画も帯文もなく、本文そのものが顔となる構成。中身が外側へ滲み出したような、内と外の境を曖昧にする装丁である。About出版社河出書房新社出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁水戸部功Amazonで見る