一覧に戻る文学・評論サピエンス前戯 長編小説集木下古栗人類史の達成を「前戯」と呼び替えるところから始まる、長編三作を束ねた一冊。身長、寿命、ネットといった日常の指標を文明論にすべり込ませる手つきで、笑いと不穏さの境目を歩く。カバーは淡いグレーの地に、モノクロームの地球がぽつりと浮かぶ構図。題字は端正な明朝で控えめに置かれ、惑星の質感だけが静かに前に出る。黒い帯が画面下半分を引き締め、宇宙からの眺めと書物の重みを一枚に同居させている。About出版社河出書房新社出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁川名潤(prigraphics)Amazonで見る