一覧に戻る文学・評論改編 風の又三郎―ガラスのマント谷あいの分教場に風とともに現れ、また去っていく転校生をめぐる宮沢賢治の童話。物語のなかで又三郎が身に纏う「ガラスのマント」が、装画では半透明の白布となって少年の背に大きくあおられ、跳ねる身体と一体に描かれている。背景は黄緑の絵肌に油彩の筆触を重ね、舞い散る木の葉と小さな白い花が季節の変わり目を示す。題字は黒の明朝で簡潔に置かれ、画面を走り抜ける風の余白を妨げない。About出版社宮沢賢治出版年1988年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画こよ