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ばら色タイムカプセル
文学・評論

ばら色タイムカプセル

少年とも少女ともつかぬ短髪の人物が、紙袋を抱え、片手に薔薇を覗かせたビニール袋を提げて歩き出す。背景には黄、ピンク、橙の薔薇が群れ咲き、淡いタッチで人物のまわりに溶け込んでいる。タイトルが示すように、ある日のささやかな出来事が後から色づいて立ち上がる、そんな時間の手触りを描いた物語と思われる。表紙はやわらかな線画とほの明るい彩色で、白い余白を大きく残した余裕ある構図。タイトルは縦組みで右上に控えめに置かれ、薔薇の華やかさと人物の所在なさが、甘さに沈まない均衡で配されている。日常の隅に咲いた瞬間を、そっと栞のように挟みたくなる一冊。

About

出版社
ポプラ社
出版年
2012
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

装丁
bookwall五藤友紀、松昭教
装画
田中相
情報の訂正を提案
『冬に子供が生まれる』 装丁: bookwall 書影

冬に子供が生まれる

佐藤正午

装丁bookwall

装画酒井駒子

小学館 / 2024年

文学・評論
『少年泉鏡花の明治奇談録』 装丁: bookwall 書影

少年泉鏡花の明治奇談録

峰守ひろかず

装丁bookwall

装画榊空也

ポプラ社 / 2023年

文学・評論
『京都東山邸の小鳥遊先生』 装丁: bookwall 書影

京都東山邸の小鳥遊先生

望月麻衣

装丁bookwall

装画いとうあつき

ポプラ社 / 2023年

文学・評論
『100年のレシピ』 装丁: bookwall 書影

100年のレシピ

友井羊

装丁bookwall

装画日下明

双葉社 / 2023年

文学・評論
『道』 装丁: bookwall 書影

白石一文

装丁bookwall

装画ニコラ+ド+スタール

小学館 / 2023年

文学・評論
『ぼくのとなりにきみ』 装丁: 三瓶可南子 書影

ぼくのとなりにきみ

小嶋陽太郎

装丁三瓶可南子

装画オカヤイヅミ

ポプラ社 / 2017年

文学・評論
『ネネコさんの動物写真館』 装丁: 楢原直子 書影

ネネコさんの動物写真館

角野栄子

装丁楢原直子

装画かわいみな

ポプラ社 / 2017年

文学・評論
『セゾン・サンカンシオン』 装丁: 岡本歌織 書影

セゾン・サンカンシオン

前川ほまれ

装丁岡本歌織

装画中島花野

ポプラ社 / 2021年

文学・評論
『リカバリー・カバヒコ』 装丁: bookwall 書影

リカバリー・カバヒコ

青山美智子

装丁bookwall

装画合田里美

光文社 / 2023年

文学・評論
『奈良監獄から脱獄せよ』 装丁: bookwall 書影

奈良監獄から脱獄せよ

和泉桂

装丁bookwall

装画尾崎伊万里

幻冬舎 / 2023年

文学・評論
『アリアドネの声』 装丁: bookwall 書影

アリアドネの声

井上真偽

装丁bookwall

装画尾崎伊万里

幻冬舎 / 2023年

文学・評論
『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』 装丁: bookwall 書影

グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船

高野史緒

装丁bookwall

装画中村至宏

早川書房 / 2023年

文学・評論
『内角のわたし』 装丁: bookwall 書影

内角のわたし

伊藤朱里

装丁bookwall

装画カシワイ

双葉社 / 2023年

文学・評論
『サラと魔女とハーブの庭』 装丁: bookwall 書影

サラと魔女とハーブの庭

七月隆文

装丁bookwall

装画肋兵器

宝島社 / 2023年

文学・評論
『ハーベスト』 装丁: bookwall 書影

ハーベスト

花里真希

装丁bookwall

装画マコカワイ

講談社 / 2023年

文学・評論
『雪月夜』 装丁: bookwall 書影

雪月夜

馳星周

装丁bookwall

装画いとうあつき

双葉社 / 2023年

文学・評論
『京都はんなり、かりそめ婚: 洛中で新酒をめしあがれ』 装丁: 関根彩 書影

京都はんなり、かりそめ婚: 洛中で新酒をめしあがれ

華藤えれな

装丁関根彩

装画pon-marsh

ポプラ社 / 2020年

文学・評論
『海の子』 装丁: 緒方修一 書影

海の子

ドリアン助川

装丁緒方修一

装画木内達朗

ポプラ社 / 2016年

文学・評論