一覧に戻る文学・評論チンギス紀 十一 黙示北方謙三長大な「チンギス紀」シリーズの第十一巻。モンゴル軍が梁山湖へと向かい、戦と政の局面が大きく動く一冊である。深い苔色の地に、墨の細線でしなやかに描かれた馬の意匠が幾頭も重なり、その上に金の太筆で「黙示」の二字が据えられる。題字の沈んだ重みと、細密な線描の動勢、そして緑と金という古調の配色が、英雄譚の只中にありながら静かに耳を澄ますような気配を画面に呼び込んでいる。About出版社集英社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木久美(角川書店装丁室)装画寺田克也Amazonで見る