一覧に戻る文学・評論レディオ・コール俯いた人物がヴィンテージマイクを覗き込む装画が、ラジオという媒体と声を介した物語を示唆する。青紫のグラデーションで包まれた肌と髪は冷たい光に沈み、星型エンブレムを抱いた銀のマイクが画面中央で静かに輝く。差し色のコーラルピンクで描かれた両手と縦組みのタイトルだけが温度をもち、暗い水底のような画面に浮かび上がる。声を発する前のためらいと、誰かに届くことを願う気配が同居した一枚。About出版社TOブックス出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画ざいん