一覧に戻る文学・評論嵐の湯へようこそ!松尾由美下町に佇む銭湯「嵐の湯」を舞台に、訪れる人々のささやかな謎と人情の機微を描いた一冊。淡い水彩で青空と白い雲がのびやかに広がり、瓦屋根を頂く木造の堂々とした建屋の前に、暖簾を手にする女性と杖をついた老女、連れ立つ人影が小さく配されている。タイトルは朱の毛筆体で軽やかにはね、夏の縁側のような開放感をたたえる。湯気の向こうに立ち上る、市井のひとときをそっと抱きとめる物語。About出版社KADOKAWA出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大原由衣装画嶽まいこAmazonで見る