
カンポンボーイ
マレーシアの漫画家による自伝的グラフィックノベル。カンポン(村)で過ごした少年時代の記憶を、ユーモアとともに描き出した一冊。横長の判型いっぱいに、高床式の木造家屋と、その周りで遊ぶ小さな人影、自転車、鶏、椰子の葉が水彩で描かれる。窓辺に干された青い布、赤茶色の土、黄緑にひかる光。タイトル「LAT」は白く荒い筆致で空に置かれ、下部の「kampung boy」は手書きの太い線で陽気に走る。絵そのものが、ページをめくる前から南国の湿度と子どもの視線を運んでくる装丁。
About
- 出版社
- 東京外国語大学出版会
- 出版年
- 2014年
- 判型
- 四六判 / A5判 サイズ
- ジャンル
- 文学・評論

















