一覧に戻る文学・評論来たれ、野球部鹿島田真希10年前に少女が遺した日記をきっかけに、幼馴染二人の関係が静かに狂い始める青春小説。芥川賞作家による、甘やかさと不穏さが同居する一篇。鮮やかな青空と白雲を背景に、制服姿の二人と一球の野球ボールが無重力のように宙を漂うアニメ調の絵が広がる。タイトルは橙色の太い書体に白縁取りで重ねられ、青地から飛び出すよう力強く据えられる。落下とも浮遊ともつかない構図が、日常の裏側で静かに揺らぐ関係性を象徴的に映している。About出版社講談社出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画山田マコAmazonで見る