一覧に戻る文学・評論ゴンちゃん、またね。ビートたけし愛犬「ゴン」との日々を綴った、笑いと涙の物語。男と一匹の犬が過ごした時間が、別れの後に静かな手触りで残る。表紙は鮮やかな朱色の地に、お座りをした柴犬を手描きの絵で大きく据えた構図。輪郭をなぞらず筆の運びをそのまま残した絵が、毛並みの温度や首輪の赤い斑点まで伝える。下部は淡い緑の帯で芝生のように地面を示し、その上に「みんな、一人で生まれて一人で死ぬ。だから今は一緒にいよう。」の一文。手書きを思わせるタイトル文字とあたたかな配色が、喪失の話を懐かしさの側から照らしている。About出版社文藝春秋出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大久保明子Amazonで見る