一覧に戻る文学・評論耳袋秘帖 南町奉行と死神幇間風野真知雄南町奉行が江戸の闇に潜む怪異と渡り合う時代小説の一作で、死神めいた幇間が物語の鍵を握る。漆黒の地に蝋燭が一本灯り、面で顔を覆った縞の着物の人物と寄り添う白猫、画面下方には横たわる二つの素足が描かれる。上下に分断された構図と、朱の小ラベルに収まる旧字の表題、白抜きの太い明朝体が、生と死の境を見据える静かな緊張をかたちにしている。About出版社文藝春秋出版年2024年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁関口聖司装画遠藤拓人Amazonで見る