一覧に戻る文学・評論愛の言い換え渡邊璃生言葉にしきれない感情の形を、別の言葉で掬い直そうとする散文集。深い藍と黒を背景に、青い髪の人物が両手を胸の前で組み、その指先や袖、髪のあいだに蛾や花々が絡みつくように描かれる。フリルのブラウスにのる花柄、足元に伸びる赤紫の野花、闇に走るリボン状の線が、装飾過剰の手前で踏みとどまり静けさをまとう。タイトルは明朝体で右側に大きく配され、絵の濃度と書の余白が、言い換えという行為のためらいをそのまま画面に置いている。About出版社KADOKAWA出版年2020年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画秋赤音Amazonで見る