一覧に戻る文学・評論悪の五輪月村了衛1964年東京五輪を背景に、暗部で蠢く人間たちを描いた長編小説。表紙は黒を基調に、複数のカメラレンズが整然と並ぶ構図で、それぞれのレンズ内に燃え上がる船、日章旗を掲げる人々、走るランナーといった当時の光景が小さく覗き込まれるように配置される。白抜きの明朝体タイトルが上部に大きく据えられ、下段には赤い帯と力強い惹句が走り、黒・白・赤の三色の対比が緊張感を生む。覗き込まれる時代の光と影が、そのままレンズの円に閉じ込められている。About出版社講談社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画ケッソクヒデキAmazonで見る