一覧に戻る文学・評論絶望トレジャー一田和樹インターネットの闇とそこに巻き込まれていく人々を描いた、サイバーミステリの一冊。深い青緑を基調にした画面には、ノートパソコンや通信端末の断片が宙を舞い、緑と黄色の文字列が雨のように降り注ぐ。中央に立つ三人の人物はそれぞれ別の方向を見つめ、その視線の交わらなさがネットワーク上の孤独を映し出す。タイトル文字は黄味を帯びた手書き風の太い和文で、デジタルな背景にあえてアナログな筆致をぶつけることで、画面の向こうにいる生身の人間の体温を浮かび上がらせている。About出版社原書房出版年2014年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁スタジオギブ(川島進)+川島進(スタジオ・ギブ)装画荒川眞生Amazonで見る