一覧に戻る文学・評論あたり 魚信山本甲士あたり」と「魚信」——いずれも釣り糸の先に伝わるかすかな手応えを指す言葉が、表題と副題に並ぶ。淡い黄緑の地の上に、巨大な魚に跨って釣り糸を垂れる人、両手で魚を抱える男、宙に浮かぶスーツ姿、浜辺で貝を見下ろす人物が散らされ、手描きの素朴な筆致で描かれている。現実と空想を行き来する俯瞰の構図が、日常にふと訪れる予兆の感触を画面いっぱいに湛えている。About出版社小学館出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川畑あずさ装画曽根愛Amazonで見る