一覧に戻る文学・評論双頭の船ある船をめぐる長編小説。海と陸、出会いと別れが、ひとつの航海として静かに重ねられていく。カバーには、雲のあいだに浮かぶ木造船と、湾曲する海岸線を見下ろす俯瞰の風景画が広がる。青と緑の落ち着いたトーンに、空と海と大地の境界がやわらかく溶け合う。タイトルは縦組みの青緑で大きく配され、下半分は余白の白に解き放たれている。地に足のつかない船と、確かに在る陸地——両者を一枚の画で結ぶ装丁が、物語の射程をそっと示している。About出版社新潮社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画影山徹(東京イラストレーターズソサエティ)