一覧に戻る文学・評論はじめまして、お父さん。山本甲士ある日現れた父との出会いを描く家族小説。表紙の中央には、手のひらにのせられた大きなおにぎりが写実的に描かれる。淡いオレンジの地に、白米の粒立ち、海苔の艶、紅く覗く具材までが克明に再現され、文庫の小さな判型のなかで確かな重量感を放つ。筆で記したような題字はやわらかく傾き、差し出される握り飯と呼応して、ぎこちなくも温かな関係の始まりを静かに告げている。About出版社双葉社出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁浅妻健司装画唐仁原多里Amazonで見る