
急速に能力を拡大する「マシン」と巨大プラットフォームが、人と企業の未来をどう変えるのか。MITの研究者による「機械との競争」シリーズ第3弾にあたる、デジタル経済の現在地を読み解く論考。黒地に「プラットフォーム」のカタカナを画面からはみ出すほど拡大し、白抜きで叩き込む。側面には縦書きの欧文が静かに走り、下部には鮮烈な黄色い帯が敷かれて、黒のサンセリフが太く挑みかかる。引きと寄り、黒と黄の対比が、巨大なものに席巻されていく感覚そのものを表紙に焼き付けている。
著いとうせいこう
装丁佐藤亜沙美
河出書房新社 / 2014年
文学・評論